2008-12-20から1日間の記事一覧

信仰との距離

島尾伸三は家族四人で数年過ごした茅ヶ崎の「東海岸」を20年ぶりに訪れたとき、自然と足が茅ヶ崎カトリック教会に向いたという。そこで彼は奄美大島の名瀬マリア教会での母親の振舞いなども想起しながら、特に父親が大切にしていた信仰と己の「無神論的な現…

横浜郷愁2

id:CUSCUSさん撮影。「来年は坂ちゃん(id:keitabando)の招待で、ブエノスアイレスの場末の酒場でタンゴ踊りましょうね。」 id:segawabikiさん撮影。「このほら吹き爺はさあ!」(id:simpleA) 「お前もほら吹き坊主だよな」(id:taknakayama) segawabiki…

横浜郷愁

id:paseyo作「とびだす絵本」とid:alsografico作「きのこ」(楓製)。蝶とキノコが『濹東綺譚』の上で出会う。お二人とのきのこ談義が楽しかった。

爺っぽい買い物

久しぶりに路地階段を通って買い物に行く。途中、電柱の落書きが目にとまる。正体不明の動物の顔が描かれていた。犬か、トナカイか、はたまた恐竜か、判然としない。愛嬌のある目の描き方に遊び心を感じた。買い物は軍手とめざし(千葉産)と酒。偶然とはい…

盲目の父と男の子

ジュンク堂書店北側向かいのガラス建築。 昨日はジュンク堂書店のプレオープンに足を運び、島尾伸三の本を三冊購入した。『東京〜奄美 損なわれた時を求めて』(asin:4309016197)のほかに、『季節風』(asin:4622044064)と『中華幻紀』。札幌のジュンク堂…

氷雨

みぞれ(霙, sleet)が冷たい雨に変わった。 新聞配達ご苦労様 ふりむいて 太陽の位置を確認する 数週間前にはあそこの畑に突き刺さっていた あ、まだ灯りが ナナカマド(七竃)の雫に藻岩山を映そうとして 薔薇の実はまだあるかな あった 溝の深いスダッド…

「なぜ兵士になりたいのか」

とうに知っている歌でも すでに持っている歌でも どんな歌でも 好きなひとから貰えると その歌は特別な歌になる つながる歌となって自分に響く クリスマスの歌を歌いたい自分の好きなクリスマスの歌ひとつ 走るそよ風たちへ - 堀川麗美 (君はやさしい海から…