2009-03-31から1日間の記事一覧

注連縄に虹を見る

〆の子(しめのこ) 紙垂/四手(しで) 鈴緒(すずお) 手水舎(ちょうずや・てみずや)藻岩神社では、鳥居と拝殿に張られた注連縄(しめなわ)が一際目をひく。よく見ると艶かしい形態だ。なぜか、ときどき虹を連想することがある。注連縄は聖俗の境界画定…

風船とカラスの巣

木の枝にひっかかった風船が風にゆらゆらと揺れていた。 大きな鳥の巣にカメラを向けたら、どこからともなくカラスが一羽飛来して、睨まれた(ような気がした)。巣の右やや下にカラスがいるのが見えますか?

見すぼらしくて美しいもの

佐野眞一は『日本のゴミ』(asin:4480033297)の「エピローグ」で梶井基次郎の小説『檸檬』(1925)の一節をどの版か不明だが新字旧仮名で引用している。 何故だか其頃私は見すぼらしくて美しいものに強くひきつけられたのを覚えてゐる。風景にしても壊れか…