2012-09-02から1日間の記事一覧

夢のなかの本と枇杷の木

「色を拾って歩いているようなもんさ」と答えたのだけははっきりと覚えている。すると彼は「そう言えば、こんな本がありますよ」と一冊の本を私に手渡した。柔らかい感触の厚い本だった。不思議な本だった。右開きか左開きか迷った。パラパラ捲ったときには…

都々逸、セレナーデ

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