2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
Edwynn Houk Gallery Edwynn Houk Gallery - Jonas Mekas / Robert Polidori 2月23日からニューヨークのエドウィン・ホーク・ギャラリーで、「ジョナス・メカスとロバート・ポリドリのポートレイト」展が始まる。ジョナス・メカスの1月22日の日記に掲載され…
飛行機雲 ナツツバキ(夏椿, Japanese stewartia, Stewartia pseudocamellia)の蒴果。別名シャラノキ(沙羅の木) ツタ(蔦, Japanese creeper or Japanese ivy, Parthenocissus tricuspidata) 鉄籠 チシマザサ(千島笹, Bamboo grass, Sasa kurilensis) …
イチイ(一位, Japanese yew, Taxus cuspidata)に絡み付いたガガイモ(蘿藦/鏡芋/芄蘭, Milkweed, Metaplexis japonica) ガガイモの蔓はイチイを這い上り、日当りのよいてっぺん近くで実をたくさんつけていた。そこは北と東が道路に面した角の空き地で、…
イタヤカエデ(板屋楓, Mono maple, Acer mono Maxim.) ノウゼンカズラ(凌霄花, Campsis grandiflora) ドラム缶 「ミケ」 アイスキャンドル コリンゴ(小林檎, Japanese flowering crab, Malus sieboldii)、別名ズミ(酸実) シナノキ(科の木, Japanese…
コマツナギ(駒繋, Indigofera pseudotinctoria) フジ(藤, Japanese wisteria, Wisteria floribunda) ガガイモ(蘿藦/鏡芋/芄蘭, Milkweed, Metaplexis japonica)。下部に付いていた種髪(しゅはつ)を取り除いた種子の本体。舟形というか、散蓮華(ち…
昨日、ガガイモの莢(さや)の片割れを舟に見立てて水に浮かべる実験をしてから「ガガイモの舟」と題して次のように短く暈(ぼか)して書いた。 ガガイモの莢は軽々と水に浮かぶ。この舟に乗って一寸法師のような小さな神様が海の向こうからやって来たと伝え…
物置 イソツツジ(磯躑躅, Ledum palustre subsp. diversipilosum var. nipponicum) シロヤマブキ(白山吹, Black jetbead, Rhodotypos scandens) 郵便受けの跡 アジサイ(紫陽花, Japanese hydranger, Hydrangea macrophylla Sar. f. macrophylla) ニシ…
ガガイモ(蘿藦/鏡芋/芄蘭, Milkweed, Metaplexis japonica) 本書(Henry D. Thoreau, Faith in a Seed, Island Press, 1993)に掲載された植物の種子を中心とする挿絵40点は米国の著名なイラストレーター、アビゲイル・ローラー(Abigail Rorer, b.1949…
ガカイモ(蘿藦/鏡芋/芄蘭, Milkweed, Metaplexis japonica)の莢 ガガイモの莢は軽々と水に浮かぶ。この舟に乗って一寸法師のような小さな神様が海の向こうからやって来たと伝えられる。
ガカイモ(蘿藦/鏡芋/芄蘭, Milkweed, Metaplexis japonica)の種子 ガガイモの種子は種髪(しゅはつ)と呼ばれる絹糸のような極細の白く長い糸のおかげでいつも宙に浮いている。水面に落とすとアメンボのように浮かぶ。引き上げてみると水面に接していた…
中央が縦に捩じれて二つに割れたフジ(藤, Japanese wisteria, Wisteria floribunda)の豆果の莢と三つの種子 径1センチ、厚さは2ミリくらいの円盤状の種子は非常に硬い 物を書いていたら、ソローの本のページの上に置いていた藤の実が突然バキーンという…
今年もまた、写真家HASHIこと橋村泰臣さんから近況報告をかねた寒中見舞いとともに「Journey」と題した印象的な写真が送られて来た。草木のない荒涼とした岩場の上を行く七人の家族らしき人のシルエット。覆い被さる厚い雲の下で光に向かって歩いているかの…
from Theo on Theo, 2004 国内外の映画やドキュメンタリーの作品(多くはVHS)をざっくりと分類していくつかの段ボール箱に詰めた「映像ライブラリー」をひっくり返してテオ・アンゲロプロスの作品を探した。ピーター・グリーナウェイやダニエル・シュミット…
フジ(藤, Japanese wisteria, Wisteria floribunda)の豆果(莢果) ヤマゲラ(山啄木鳥, Grey-headed woodpecker, Picus canus)とヒヨドリ(鵯, Brown-eared bulbul, Hypsipetes amaurotis) ヤマゲラ(山啄木鳥, Grey-headed woodpecker, Picus canus)…
一番下が弾けた後の割れて捩じれたコマツナギ(駒繋, Indigofera pseudotinctoria)の豆果の莢。ページのノンブルの右横に見える極小の二つの粒が種子。他は上から順にガガイモ(蘿藦/鏡芋/芄蘭, Milkweed, Metaplexis japonica)、フジ(藤, Japanese wis…
隧道(トンネル)の中はいつも夜で、這入り込んだ者はオルフェウスさながらに入口から射す光を振り返らないように出口から差し込む光を待つ。アンゲロプロスは振り返ってしまったのだろうか。誰かが言ったようにカメラは夜を運び、光を迎える。トンネルの夜…
ヒヨドリ(鵯, Brown-eared bulbul, Hypsipetes amaurotis)。樹はカラマツ(唐松, Japanese larch, Larix leptolepsis Gordon) ケヤキ(欅, Zelkova tree, Zelkova serrata) コマツナギ(駒繋, Indigofera pseudotinctoria)の豆果(莢果) ガガイモ(蘿…
右下が弾ける前のコマツナギ(駒繋, Indigofera pseudotinctoria)の豆果(莢果) 弾けた後 本*1のページの上でコマツナギの実がパチンと乾いた小さな音をたてて弾けた。ちょっと驚いた。莢は捩じれて縦に二つに割れていた。机上に飛び散った薄皮に包まれた…
写真家の鈴木理策さんによる「コダック破綻、とうとう来たか」(「朝日新聞」2012年1月25日)を読んだ。鈴木理策さんはコダックのフィルムや印画紙のやわらかな色調に魅かれた高校、大学時代の古き良き思い出を語っていた。なるほどと思いながら、そのような…
ガカイモ(蘿藦/鏡芋/芄蘭, Milkweed, Metaplexis japonica)の袋果。生薬名ラマシ(羅摩子)、薬効。花はこんな。 コマツナギ(駒繋, Indigofera pseudotinctoria)か タカノツメ(鷹の爪, Gamblea innovans)、別名イモノキ(芋の木) ヌルデ(白膠木, R…
ガカイモ(蘿藦/鏡芋/芄蘭, Milkweed, Metaplexis japonica)の袋果と長い種髪(しゅはつ)の付いた種子 関連エントリー カール・ブロスフェルト(Karl Blossfeldt, 1865–1932)(2009年07月04日) Art Form in Nature:Dahlia(2009年07月24日) Art Form…
聞き慣れたヒヨドリやシジュウカラの仲間の鳴き声に混じって、何となく聞き覚えのある、硬い木どうしを打ち鳴らすような、拍子木の音のよりも乾いて丸みのある、よく通る音が林の中に響き渡っていた。長い間隔を置いて繰り返し聞こえた。野鳥の鳴き声とは思…
近所の古いアパート群の解体作業が始まって一週間経った。今朝、全部で四棟あるうちの一棟が姿を消していた。見慣れた景色にぽっかりと穴が開いたようだ。その棟が建っていた場所には大型のショベルカーが入り込み、堆積した建物の残骸を掻き集めては長い首…
ハルニレ(春楡, Japanese elm, Ulmus davidiana var. japonica) ヨーロッパトウヒ(ヨーロッパ唐桧, Norway spruce or European spruce, Picea abies)、別名ドイツトウヒ(ドイツ唐桧) ニセアカシア(偽アカシア, Locust tree, Robinia pseudoacacia)、…
古いファイルを整理していたら、スクリャービン(1872–1915)関連の古いコピーが出て来た。 共感覚(synesthesia)への関心から集めた資料の一部のようだったが、よく思い出せない。その中にスクリャービンの鍵盤配色図( Scriabin's Key-Colour Scheme)が…
「山乃神」碑(1891年)、石山神社 石山神社(北海道神社庁) 石山神社境内の碑群(札幌市南区) 穴の川(石山川) 命名の記憶:穴の川 VS. 石山川(2007年09月24日) 物置 紫苑、ふたご屋 鐘楼、妙現寺 石切山隧道。このトンネルは定山渓鐡道線の廃線跡に建…
百鬼園随筆 (新潮文庫)、カバー装画は芥川龍之介「百閒先生邂逅百閒先生図」 内田百閒は言葉という糸で、風船のように逃げてしまいそうな世界をつなぎとめようとした。例えば、目の見えない菊山さんが感じている世界を。 百鬼園氏が盲目の菊山さんの手をひい…
折り鶴(a folded paper crane)