専門演習
三上:そういうわけで、じゃあ、井戸君、あとお願いね。井戸:はい、分かりました。三上先生のイメージフォーラム・フェスティバルの総括の話が長かったので、あまり時間はありませんが、三上ゼミのみんながチームとして何をやるか、ということですが、今ま…
三上:そういうわけで、来週はみんなで『イメージフォーラム・フェスティバル2008』ね。さて、前回のゼミの模様を一部再現したエントリー(「三上ゼミナール始まる!」)に早速色んな人から励ましやアドバイスが届きましたね。驚いたでしょ? 嬉しいよね。こ…
三上ゼミのみなさん、早速ですが、みなさんの先輩にあたる増井さんが、非常に参考になる情報を寄せてくれました。島根県の高校生がオープンしたドロップシッピング・サイト、一種のオンラインショップに関する情報です。 商業高校生がドロップシッピング・サ…
まえおき:超少数精鋭ゼミを謳っていた三上ゼミに今年は10人の新人(大学2年生)が申し込んできました。今日はその初回でした。その終わり頃の様子を実況中継風にお伝えします。三上:そういうわけで、いいかな? それじゃあ、井戸君、ここからは君の司会で…
早々と4月末には就職第一希望の会社の内定をもらって、ゴールデン・ウィークには早速研修を始めた四年生のA君にとっては、実はそこからが本格的な紆余曲折の就職活動の開始になった。研修中に彼はある理由からその会社を辞める決断をして、180度転回したあ…
今回は、橋本君の担当で「第3章 存在の思考へ」。副題は「あるならば、生まれず、滅びない」。扱うのはパルメニデス、エレアのゼノン、メリッソス。橋本君はA4三枚のレジュメをきちっと作ってきた。先週の高崎君に見倣って、自説部分が一目見て区別できるよ…
西洋哲学史―古代から中世へ (岩波新書)作者: 熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/04/20メディア: 新書購入: 6人 クリック: 42回この商品を含むブログ (98件) を見る西洋哲学史―近代から現代へ (岩波新書)作者: 熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書…
今日から学部2年生相手の専門演習1が始まった。例年超小数精鋭の三上ゼミであるが、今年度は当初は一人だったが、その後是非入りたいという学生が現れて二人になった。最初の一人、聖徳太子の名前を継承する高崎聖徳(マサヨシ)君は、情報処理系、商業系…
私が担当している「専門演習」という科目は、2年生の後半から4年生の卒業時まで続く。大学生活の後半、就職または大学院への進学に至るまでの重要な時期を共に歩む。「専門演習」の最終目的は卒業論文の執筆である。それに取りかかるまでの準備、本格的な…
電線をいかに美しく撮るか、なんて考え始めた。***理想の持ち方、現状の把握の仕方をめぐって午前中はM君と、午後からはA君と議論した。 M君とは、菊地成孔(音楽家)、東信(花屋)、近藤良平(ダンサー)のドキュメンタリー番組を一緒に見て、やってる…
今日の専門演習では、N君、M君ともに知りたがった一昨日の情報デザイン論特別講義の様子とゲスト講師増井雄一郎君について私が報告することから始まった。話題は多岐にわたったが、すべては「生き方」に収斂した。で、適宜私の方から彼らに質問した。彼らの…
今週木曜日(11/16)の専門演習では、いつものように、お互いに1週間の「成果」を報告しあいはじめたのだったが、N君の様子がおかしい。「人生に煮詰まっている」。そう感じた私は荒治療に出た。彼をホワイトボードの横に立たせ、ポイントを板書しながら、…
一昨日の昼休みに卒業生の竜が訪ねてきた。会うのは二年以上ぶりだった。私がアメリカに発つとき、彼は卒業した。音信はほとんどなかったが、忘れた頃にやってくるメールからは元気にやっている様子が窺えた。懐かしいやら嬉しいやらで、午後からの専門演習…
(これは11月2日の専門演習1の記録。その日は大浦信行監督『9.11-8.15日本心中』上映会前後の慌ただしさのなかで、書くことができなかった。)先週木曜日の専門演習1では、N君が風邪をぶり返し欠席したため、用意していたレシピは取りやめ、M君と1週間の…
大変喜ばしいことに、ブログで軽妙な映画評をぞくぞくと生産し始めたN君の最新エントリーでは、私にとってもアメリカ体験の貴重な一こまになった、ウォルター・サレス監督の『モーターサイクル・ダイアリーズ』が新鮮なタッチで取り上げられていた。驚いた私…
午後からの専門演習2は、以前書いたように、A君とのサシの勝負の時間。先週はやっぱり風邪でダウンした彼とは私がアマミに行く前に会ってから、2週間ぶりの顔合わせ。まず、彼のこの2週間の「成果」を聞き出してから、私は私の四日間のアマミ体験の「成果…
早朝、日課の風太郎との散歩中、山ブドウの熟した実や、名前を知らない木の実が眼に入った。北へ向かう定番のコースの前方には、朝日を浴びた藻岩山が微笑んでいるように見えた。と、ぽこっと、音を立てて、何かが頭だけ飛び出したような気がした。その頭を…
昨日、言語哲学入門の準備の最後の詰めに没頭しているとき、新人ゼミ生M君が訪ねてきた。一昨日の話の続きがしたそうだったので、こちらから昨夜思いついた小さなアイデア、「デジタル自画像アーカイブ」計画について、その概要を説明した。それは先日の情報…
今日は昼休みをはさんで二つゼミ(「専門演習」)をやった。午前のゼミは2年生のI君とN君の二人だけ、午後のゼミは3年生のA君一人、という超小数精鋭ゼミである。 私の専門は哲学だが、所属が経営学部の情報系の学科で、そこの学生たちを受け持っている。 …
参加者の皆さん、今晩は。青山真治監督『路地へ 中上健次の残したフィルム』はどうでしたか。彼自身作家であるまだ若い井土紀州が現代の紀州を北から南へ縦断し、新宮市へ、「路地へ」、もうすでに存在しない路地があった町へ車を走らせる。スタイルはヴェン…
参加者の皆さん、こんにちは。ジョナス・メカスさんの独立映画にかける深く強い意志と限りなく広く柔らかい感受性の持ち方は非常に参考になったと思います。時間が足りなくて、かいつまんだ解説しかできなかったので、私がビデオから看取したエッセンスを簡…