戯言
最近は頭髪もさだまさしかJLGかというほど父親らしくなってきました。 高校生のときに母が死に、大学生のときに祖父母が死に、そして四年半前に父が死んで、嫌でも次は自分の番だと思い知らされた時、「父」そして「親」という言葉が重くのしかかってきた。…
男は黙ってサッポロビール(イメージキャラクター・三船敏郎、1970年代前半) このキャッチフレーズにまつわる都市伝説で、このCMが流れていた時に同社を就職面接で訪れた学生が、面接の際にどんな質問にも一切答えない黙秘を貫き通し、呆れた試験官が「もう…
面白すぎ。南無さん曰く、 オザワさんは昭和最後の政治家ですからそれなりの矜持を以て自らの終末を見届けられると思います。それにしてはメディアに於けるカネと政治家云々にはうんざりでありまして、……続きを読む たしかに、「鬼面ライダー」は、よくも悪…
夢はすべて奇妙といえば奇妙なのかもしれないが、横浜の港が見えるホテルの部屋で明け方奇妙な夢を見た。その時の感触が何日たっても消えない。海に面した明るい部屋のガラス戸を開けて、ある知人が私が制止する声を振り払うかのように、飛び出して行った。…
なんだかんだ言って、私の人生は13年前から、風太郎が我が家にやってきた時から、風太郎を中心に回ってきたことを否定すべくもないことを告白しなければならない。風太郎が死んだら、あなたはもぬけの殻ね。そうだなあ。でも、「もぬけの殻」って何だ?蛇や…
空になった月浦ワインのボトルのラベルの四隅に試みに爪を立ててそおっとゆっくり剥がそうとしてみたら、意外や意外、綺麗に剥がれるではないか。剥がれたはいいものの、これをどうしよう、と剥がれたラベルを手にもって家中を右往左往した。結局、L判の写…
惨めな姿を晒し続ける愛しのプラタナス(紅葉葉鈴懸の木, London plane/Sycamore, Platanus acerifolia)。落葉も進み、過度に剪定された細い枝が露になると、幹の太さとのアンバランスさのせいか、どこかユーモラスな雰囲気さえ醸し出し始めたことに気づい…
昨日の出来事である。妻:友人親子とランチするためにたまたま入ったレストランで、とても小柄なお爺さんを見かけたわ。背丈は小学校低学年の子くらいだったかしら。 私:え!? 髭は? 蕗は? 妻:何言い出すの? 私:それは、コロポックルだよ。 妻:コロ…
「イメージフォーラム・フェスティバル2008札幌」で79本の実験映画を観た余韻に浸っている間に、東京では、夏にシュッポロに来てくれた坂ちゃんと金ちゃんのコンビが大きな前代未聞の変な花火を打ち上げていた。その火の粉がブログを通して札幌にも飛んでき…
映画やドキュメンタリーやアニメーションは「作品」を作ることのなかに完結してしまうものではないと思う。『イメージフォーラム・フェスティバル2008札幌』で観た作品のなかで感動したものからは、作者たちの人生そのものがある意味では「映画」であり「ド…
ある人は言いました。「真の独自性とはいかに真似されやすいかということにある」と。またある人は言いました。"Code is Poetry." 同じゴールを目指すにしてもその過程に真の独自性は問われるということでしょう。それは一見似ているように見えても、よくよ…
私は皆に愛されて、でも幼くして死んで皆に悲しまれた男の子。あなたは世の中に深い恨みを抱いたまま死んだ若い女ね。あなたが自分でもコントロールできない得体の知れない怒りは、前世のことでも考えない限り、説明がつかないわよ。そうかな。
報告が遅れましたが、某月某日、花咲か爺率いるクルミスマイル団は、実は密かに世界各地に出陣しておりました。出陣式の様子です。地球上の各地でクルミスマイルは大歓迎を受け、着実に根を下ろしつつあるという報告を受けております。こんな感じでしょうか…
たしかサーティワンアイスクリームというのがあったけど、我が家では31個のクルミが窓辺で日干しされている。サーティワンクルミ。なかなか愉快な眺めである。サーティワン・シャドウ(ズ)、31個の小さな影も可愛い。ちなみに、サーティワンワイスクリーム…
写真は根本的に盗み撮りである。 被写体の時間を盗む行為だ。 でも、「許される」と感じる瞬間がある。 その瞬間には無意識にシャッターを切っている。 フライングしたり、その瞬間を逃すことも多い。 その瞬間に至るまでの時間、時熟? は物理的には短いか…
人間が最も受け身になるのは驚くときであるという。*1そのとき人はもっとも深く物事を受け止める。受け入れる。驚きを忘れた世慣れた風の大人になっちゃうのは詰まらない。自分が詰まらない人間になっちゃっていることに気づかない大人ほど詰まらないものは…
坂ちゃん(id:keitabando)のオーストラリア紀行と楮佐古晶章さんの「今日のブラジル 写真日記」の写真と言葉のおかげで、同じ地球上でも南半球は春を迎えようとしているんだと今更ながら驚きつつ実感した。 春の日差しと風を浴びながら、春の陽気が心地よい…
映画って、よく分からない。変な言い方だが、人生は映画みたいなもんだということを告げるために誕生したのが映画なのかもしれないと思うことがある。佐野真一が「狂気のフィルム行商人」と呼んだ映画監督渡辺文樹が軽犯罪法違反容疑で警視庁公安部に現行犯…
大分で小野の悠ちゃん(id:sap0220)が一筋縄では行かない組織と個の関係を凝視し、茨城では菅原の悠ちゃん(id:alsografico)が大きすぎる自然相手に傷だらけになりながらも深い生活の基盤を整えはじめている。生活環境としてはかけ離れていても、生きる現…
「被写体」という言葉にずっと違和感を覚えていた。フレーム内に写っている何をどう見るかによって被写体は同じ一枚の写真でも千差万別だと思うからだ。しかし、写真家が「それ」と深くコミュニケートしているものは自ずとひとつの被写体としてその写真を見…
仕事だろうが、遊びだろうが、とにかく人生では何にどう時間を割くか、使うかが鍵を握る。何の鍵かって? それはもちろん幸福さ。それで、やっぱり毎日のリズム感が大切だと思うわけ。でも、リズムがめちゃくちゃになって、何やってんだか分かんなくなる、自…
言い訳ごっこは止めようよ、と言いたかった「言い訳するなら」という確信犯的エントリーに、そんな言い訳してる暇あるんスか、と鋭いツッコミを入れてくれたタクオ、ありがとう。分かっちゃいるけど、止められない♪ 性(さが)なんです。 「希望が何処にある…
この町ではドングリさえ笑顔だというのに、まだまだ真の冒険を恐れている。文章にも写真にもイラストにもまだまだ本物の笑い、本物の逸脱が足りない。読んだ人、見た人の「今、ここ」を「いつか、どこかの、ながーい時」へと誘う力がない。この町では空の雲…
『グアテマラ伝説集』95頁 だいぶ涼しくなった今も私は時々夏の夜の枕頭の書の一冊、アストゥリアス『グアテマラ伝説集』と一緒に寝ている。最近は第六の伝説「春嵐の妖術師」を数節(下)読んでいるうちに、あるいは支笏湖と恵庭岳を連想させる「アティトゥ…
人間の一時的な都合で、「もう必要ないから」と捨てられそうな物が放っておけない。「痛ましい」。誰かに拾ってもらおうと必死に訴えているように見える。一昨日買った中古のVHSビデオもそうだった。『ベルリン・天使の詩』と『桜桃の味』。普通の意味では買…
20年後を想像するための参考写真。その頃には笑顔のみならず、魅力的なウィンクまで身につけている(ハズ)。 20年後には頭でっかちの生活にはおさらばして、文字通り地に足のついた芸術のような生活を送るべく、もう少し南の土地かもう少し北の土地で、宇宙…
わが隣人サド (1969年) (晶文選書) マゾッホとサド (晶文社クラシックス)作者: ジルドゥルーズ,蓮實重彦出版社/メーカー: 晶文社発売日: 1998/10/25メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 54回この商品を含むブログ (32件) を見る なんて灯台下暗しなんだ! …
どんなにそれが感情の直接的な表出に見えようとも、言葉になった瞬間にそれは表現という公共の空間にジャンプしている。そのことにナイーブであることは言葉そのものに対しても、そして公開する/されるということに対しても幼稚であると言わざるを得ないだ…
世の中には変な人たちがいるもので、嬉しくなりました。何の話かというと、「扇ぐ阿呆の会」(http://www.aoguaho.awaodori.jp/index.htm)というのがあるんです。その賛助会員である三村隆範さん(ドクターエンドー社主)はこんないいことを書いています(h…