言語の壁を超える日本の文化力とアメリカの少女エミリー

はてなブックマークの注目の動画の中に、これは面白いと感動した一篇があった。アメリカはフロリダ州に住む17歳の女子高生エミリーのYouTube投稿ビデオだ。日本のアニメに惹かれた12歳から日本語を独学し、日本に行く、日本の大学に入りたいという理想を抱いている。そんな彼女がYouTubeに日本に向けて日本語の「自己紹介」ビデオをアップしている。語る内容はかなり無防備で拙いかもしれないが、やっていることは勇気ある素晴らしいことだと思う。

「自己紹介」
http://www.youtube.com/watch?v=kp6dDKqNclo

私はここに、言語の壁(「バベルの塔」)の突破口になりうるアニメやマンガに代表される日本の文化力と「ウェブ進化」にともなう「総表現社会」のひとつの積極的な意義を再認識した。エミリーと同じような言葉の壁を超える勇気ある試みを日本の少年少女たちも実践しているのだろうか。エミリーとちょうど同い年の娘にこの話をしたら、「フーン」としか返って来なかった。