ツララの子どもがいっぱい生まれた

札幌、晴れ。ゴミ・ステーションの小屋の屋根にとまっていたカラスにカメラを向けてみたら、間髪を入れずに飛び立った。北風に掃かれたような雲に目をひかれた。

雲を撮ったつもりが、光かり輝くツララが写っていて嬉しくなった。

散歩復路の市道に雪はなかった。春のようだ。

でも、そんな道路に面した小さな公園は雪に埋もれている。これはクワガタ(stag beetle)。

これは象(elephant)。

中学校の敷地の南西の角に近い西側には、毎朝目をひかれるプラタナスが三本植えられている。

これなんかは雪が見えなければ、南国のよう?



南西の角を挟んで南側にあのコロラドトウヒがある。昨日あった長いツララはわずかに上部を残して落ちてしまった。そのかわりに、沢山の小さなツララが生まれていた。子どもがいっぱい誕生したみたいだった。

ふと、見上げるとカラスに見られていた。

ズームしてみた。人間界をカラス界から俯瞰している。カラスの眼をもらいたい、とふと思う。