野鳥の春

札幌、晴れ。暖かい。6、7℃。雪解け進む。

散歩往きの裏道の路面に見え始めたアスファルトが一部乾いていた。
原生林で鳴きながら樹から樹へと飛び移るヒヨドリを一羽だけ見かける。甲高いさえずりとスリー・ビートかフォー・ビートの規則的なリズムの羽ばたきで波打つように飛行する特徴を覚えてしまった。タンポポ公園のエゾコリンゴの樹にも、崖の原生林にも、野鳥の姿はなく、スズメだけだった。引っ越したのだろうか、野鳥たちにとっては札幌もすでに渡りの季節、「春」なのだろうか、と思う。

散歩帰りの表通りを振り返る。春。

東に、国道に抜ける通りを見る。春。

自宅のある西の一角に入る通りを見る。冬。

自宅裏山のネコヤナギrosegold pussy willowの芽に気づいた。しかし、ピンぼけだった。