ウソもまだいた

札幌、晴れ。暖かい。

藻岩山の山肌も少しずつ黒ずんできた。


タンポポ公園で、およそ3週間ぶりにウソ(鷽、Eurasian Bullfinch)」に出会った。あの「鷽替え神事」の主役だ。蝦夷の小林檎の樹の上から地面に下りて、果実の残骸を啄んでいた。ウソに最初に出会ったのは2月28日、その後、3月10日3月11日3月15日、そして今日で五回目の遭遇。

同じ公園の別の蝦夷の小林檎の樹にすっかり見慣れてしまったヒヨドリ(Brown-eared Bulbul)も一羽いた。

散歩の帰り道、ふと振り返ると、雪が消えて埃っぽい道路の景色に一瞬今まで見た色んな雪景色と雪の上を歩く感覚が蘇って重なった。今朝は百パーセント、アスファルトかコンクリートの上だけを歩いた。

昨日初見として記録した目立たないごく小さな花をもう一度よく見た。名前はまだ知らない。