ハナズオウ、オオアマドコロ、シロバナミヤマオダマキ

札幌、曇りのち雨。寒かった。

藻岩山。「新緑前線」わずかに上がる。

今まで気づかなかったハナズオウ(花蘇芳, Cercis chinensis)。

あるお宅の庭でスズラン(鈴蘭, Convallaria keiskei)が咲いていた。別名は君影草(きみかげそう)。

その隣でオオアマドコロ(大甘野老, Polygonatum odoratum var. maximowiczii)が咲いていた。アイヌの人たちは根茎や果実を食用にしたという。アイヌ語名は「エトロラッキプ」。「エトロ(鈴)」「オ(そこに)」「ラッキプ(ぶらさがるもの)」。根は痔に,果実は胃弱に用いた。それ以外にも根茎を焼く,煮るなどして食べた。果実も食べた。一般には滋養強壮,強精剤として知られ,湿布薬としても使用する。*1

タンポポ公演のエゾノコリンゴ(蝦夷の小林檎)にも花が咲いていた。

未だ名を知らぬ花。直径2cm弱。

サフラン公園のライラック(Syringa vulgaris, Lilac)は五分咲きといったところ。別名はリラ、ムラサキハシドイ(紫丁香花)。

初めて、白いオダマキ苧環, Aquilegia flabellata)を見た。シロバナミヤマオダマキ(白花深山苧環)と呼ぶようだ。