ジョナス・メカスによる365日映画、7月、188日目。
Day 188: Jonas Mekas
Saturday July 7th, 2007
3 min. 54 sec.
I continue my
ruminations
about life/cinema/
poetry---
人生/映画/
詩について
反芻し続ける
7月1日の、六ヶ月、半年を振り返る沈思のモノローグの続きである。
オーケー。
私は考える、よく考えるんだ、基本的には、詩のことを。
私はしっくり来ていない。この現実にね。私を取り囲むこの現実に。私がその中にいる現実にね。
私は現実の中にいて、まあその一部だ。
ミンネゼンガー(Minnesänger)とかトルバドゥール(Troubadours)のような吟遊詩人たちの時代から同じなんだけどね。詩人、そう、映像作家(film makers)は詩人なんだ。
現実をフィルムの中に凝縮して反映させる。自分たちのために。他の人々のために。
基本的に他者は自分自身だと分かっているから。
なぜそうするのかは決して分からない。
ある意味では、ミンネゼンガーやトルバドゥールたちは私のような映像作家に詩を送ったんだ。それで、私はもがいている、戦っている。
簡単じゃないんだよ。
もちろん、そんなことで自殺なんてしないさ(笑)、友よ。でも分かっている、私はその長い伝統の一部だってことを。ミンネゼンガーやトルバドゥールのような詩人たちの千年におよぶ伝統のね。それを踏まえて私の仕事がある。仕事をしなきゃいけないんだ。それは私の運命なんだ。
私は眠れない、ぐっすりとはね。
ぐっすり眠れない。友よ。
よく眠れないんだ。
全く眠れないときもある。複雑で純粋なんだ、
複雑で純粋......