キクニガナの茎はこれだった

札幌、快晴。暑い。湿度は低い。

藻岩山。晴々して見える。

金網越しに、原生林に群生するオオウバユリ(大姥百合, Cardiocrinum cordatum Makino)の全容を撮る。なぜか惹かれる。どうしてだろう。野生の実在感だろうか。


(これがキクニガナ本来の茎)
一昨日(8月22日)記録したキクニガナ(菊苦菜, Cichorium intybus)に関して大きな事実誤認があった。そこでキクニガナの茎として記録した、写真も載せたものは、実はバラの木の幹だった。キクニガナの茎は途中で大きく曲がって、バラの木の枝の間から花を覗かせていたのだった。多年草のキクニガナにしては木のような茎だな、しかも大きな棘がある、変だなと違和感を覚えつつも、ちゃんと観察しなかったのが原因だった。

昨日記録した直径20センチを超える濃いピンクのアメリカフヨウ(亜米利加芙蓉, Common rose mallow, Hibiscus moscheutos)が四輪見事に開いていた。低いところに、ほぼ足許にこんな大輪の花が咲いているとぎょっとする。

トウモロコシ畑では最初に植えられた一番面積の大きな第一区画のトウキビたちがほとんどすべて収穫された。遠方に見えるのが中面積の第二区画、その陰にはさらに小面積の第三区画がある。

春(5月14日)に花を記録し、夏(7月6日)になって実を記録したあるお宅の庭の桃、通称ネクタリン (nectarine)、和名ズバイモモ(Amygdalus persica L. var. nectarina W.T.Aiton)の実にも、サクランボ、日本ナシと同じようなカビ、おそらく灰色カビが発生していた。