石の上にも三年

今日授業終了後、約束していたある出版社の編集者が来訪し、本とネットに関わるお互いの現状と将来について語り合った。いつの日か、こうしてブログを介して試みている記録と公開の経験を本にすることがあるかないか、あるとすればどんな本になるか。ないとすれば、なぜか。それは「哲学」とどう関係するのか。色んな思いが頭の中を駆け巡った。ともあれ、私のなかではブログ経験はまだまだ始まったばかりのような気がしている。本格的に始めてからまだ一年しか経っていない。「石の上にも三年」、「桃栗三年柿八年」ならぬ「唯識三年倶舎八年」というではないか。長く続けりゃいいというもんでもないが、少なくとも三年は続けなければ、などと根拠なく思ったりもした。ちなみに、ビジネスの世界では最近は「第二新卒」と呼ばれる「アンチ『石の上にも三年』派」が増えているらしい。