ナナカマドの実をめぐる抗争:キレンジャク、コムクドリ、ムクドリ


昨日から今朝にかけて湿った雪が10センチくらい新たに積もった。藻岩山の東側斜面が白くなっていた(→ 大判)。

ムクドリ(Red-cheeked starling)の顔

ムクドリ(Red-cheeked starling)のお尻
先日大群を見かけたキレンジャク(黄連雀, Bohemian Waxwing, Bombycilla garrulus)が一羽ナナカマド(七竃, Japanese Rowan, Sorbus commixta)に飛んで来た。慌ててカメラを向けたが、間に合わなかった。コムクドリ(小椋鳥, Red-cheeked starling, Sturnus philippensis)がやってきたせいで、キレンジャクは慌てて飛び去ったのだった。キレンジャクの方が図体は大きいのに、気が小さいのか。その直後、今度はムクドリ(椋鳥, White-cheeked starling or Gray starling, Sturnus cineraceus)がすぐそばの電線に飛んできた。しかし一番小さなコムクドリは逃げずに実を啄んでいた。

細く横に棚引く東の空の雲。

民家と民家の間から覗いた空と雲。

サフラン公園のシナノキ(科の木, 級の木, Japanese Linden, Tilia japonica)。

散歩終盤、二手に分かれる道の両方を二台の大型除雪車に阻まれた。家に帰れない。ちょうどご自宅の前で除雪作業の様子を窺っていたMさんに声をかけて、門から中に入った玄関先でしばらく待機させていただいた。雨宿りならぬ、除雪宿り。そのとき目の前を通る除雪車を撮影した。