
マロニエの仲間、トチノキ(栃の木, Aesculus turbinata)が芽吹いていた。
札幌、薄曇り。気温は少し下がる。が、このところ暑い日が続き、植物界は一挙に賑わってきた。日に日にその勢いは加速している。

アケビ(木通, Akebia quinata)の雌花と雄花が。

蝦夷の小林檎の新芽と銀杏の若葉が。

ボケ(木瓜, Flowering Quince, Chaenomeles speciosa)の白花と赤花が。

そして、極めつけは、キアゲハ(黄揚羽, Old World Swallowtail, Papilio machaon)...。英名に「旧世界」とあるのは、北アメリカに生息するキアゲハによく似たアメリカキタアゲハ(Anise Swallowtail)と区別するためらしい。後者がいわば「新世界のアゲハ」というわけだ。
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