会社はなんのためにあるか、作るか

情報文化論受講生の皆さん、こんにちは。

今回の主要テーマは「宗教と国家の起源:神の情報文化史」です。ヒトが群れ、部族、民族、さらには国家、帝国と結束力を強めながら拡大していくメカニズム、あるいは分裂するメカニズムのあたりを中心にお話しする予定ですが、それに関連して、そして毎回触れている「大学生としての最も深い自覚」に到達する方法にも関連して、現代の私たちの結束の実態についても注意を向けたいと考えています。要するに、どうやって「仲間」を作るか、増やすか、あるいは「孤立」を選ぶか、といったあたりです。その際、当然「会社」も視野に入ってきます。そこで、会社とはそもそも何か、について非常に参考になることをsimpleAという変わった名前の会社を作った金城さんという方(私は付き合いが長いのでなれなれしく金ちゃんと呼んでいますが、皆さんは丁重に金城さんと呼びましょう)が書いています。講義中も参照しますが、皆さんも是非会社関連の一連の文章に目を通してください。先ずはとにかく下の記事をじっくり読んでみてください。

実は、これを書いた金城さんが、本州から色んな面白い変わった人たちと一緒に夏の札幌にやってきます。それは是非会ってみたいという学生さんがいたら、いつでも私に言ってください。