言い訳するなら

この町ではドングリさえ笑顔だというのに、まだまだ真の冒険を恐れている。文章にも写真にもイラストにもまだまだ本物の笑い、本物の逸脱が足りない。読んだ人、見た人の「今、ここ」を「いつか、どこかの、ながーい時」へと誘う力がない。

この町では空の雲さえ笑っているというのに、まだまだ真の冒険を恐れている。それに真の冒険をこれでもかというくらい続けなければ、優秀な技術者やデザイナーたちが、よし、どれ、と重たい腰を上げてはくれないだろうし、地球のあちらこちらで「切れる人々」が増える中、「希望という名のアーキテクチャー」を構築することも非常に難しいだろう。でも、だからこそ、笑顔でがんばろう。

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ところで、そろそろグーグルのブラウザ、「グーグル・クロム(Google Chrome)」が無償公開されるようだけど、

「タブ」を外側に持ってったらしいけど、ウェブへの「窓」としてどこが本質的画期的に新しいのかまだよく分からん。坂東さん(id:keitabando)お得意の「オープンソース」という点が肝腎なのだろうか。そういえば、

一週間前に「三ちゃん、忘れてるでしょ? 浮気ばっかりして罪深いよ」と金ちゃん(id:simpleA)が、YouOShttps://www.youos.com/)の開発中止と、二年前にYouOSの登場にちょっと興奮して書いたエントリー「YouOS」(2006年07月10日)のことを思い出させてくれたんだけど(ありがとう)、そこで書いた「従来のローカルOSとアプリケーションの本格的な淘汰が始まる」という動向、YouOSの開発者たちの言葉では「ハードウェアからのソフトウェアの解放」、「ソフトウェアはもはやひとつのコンピュータに束縛されることはない」という動向はGoogle Chromeによってどう前進することになるのか、ならないのか、よく分からん。金ちゃんは分かってても、優先順位が低そうな話題だから書きそうもないしなあ。まあ、いいか。