小金湯温泉

昨日の夕方、同い年になった妻と一緒に小金湯(こがねゆ)温泉に行って寛いできた。日帰り入浴である。小金湯温泉は、先日羊や馬と戯れた八剣山果樹園の少し先、定山渓温泉のちょっと手前にある小さな温泉郷である。我が家から車で20分。札幌の中心街からでも車で石山通(国道280号線)を南へ1時間。現在二軒しかない温泉宿のうち最近「再生」したばかりの「(湯元)小金湯」で一風呂浴びた。もう一軒は「まつの湯」。小金湯は昨年一旦廃業に追い込まれたが、いろいろあって見事に生まれ変わり復業した。名前も「黄金湯」から「小金湯」へ更新されたことに昨年撮った写真を見て気づいた。「黄金湯」から「小金湯」へ。「ギンギラギンからさりげなくへ」というイメチェンだろうか。


旧「黄金湯」

新「湯元 小金湯」

小金湯温泉を訪ねる楽しみは温泉入浴とならんで樹齢700年を超えると伝えられる桂の大樹を拝むことにある。小金湯の正面に聳える「桂不動」と異名をとるその桂の大樹を巡る伝説等についてはこちらの記録を参考に。

また、昨年中山さん(id:taknakayama)さんと立ち寄ったときの記録もある。中山さんご自身も取り壊される寸前の旧「黄金湯」と「桂不動」を撮影なさったはずである。今豪州で笑顔を武器に活躍しているであろう坂ちゃん(id:keitabando)がしっかりチェックしていたとは知らなかった。

小金湯は結構な数の日帰り客で賑わっていた。桂不動にお賽銭を投じて願掛けする人たちの姿も見かけた。私たちもそうした。風太郎の回復を祈った。写真に小さく写っている人物との比較で桂不動の大きさは伝わるのではないだろうか。巨木である。