ドングリとキューピー

札幌、晴。陽射しは強く、風は涼しかった。

どこからどうやって運ばれて来たのか、藻岩中学校裏門前の道路にドングリが一個(一個のドングリと書いた方が自然言語処理には優しいんだろうなとふと思う)あった。表面がかなり摩耗していて、いい味出ている。昨日拾ったものとは明らかに形状が異なる。ずんぐりがっしりした形だ。カシワではなく、ナラ系だろうか。

風太郎が道端で何かを見つけ、クンクンクンクンしていた。何だ?

おや、まあ。着ぐるみを着た青い瞳のキューピーだ。初めて見た。土まみれだった。牛の着ぐるみだろうか。放っとけなくて、土を払って、塀の上に置いた。「赤ちゃん」と「微笑み」をつなげた、そのままで十分可愛いキューピーに「着ぐるみ」をつなげたアイデアか...


道央自動車道岩見沢サービスエリアで立ち寄った売店で同類のキューピーを発見した。世間の動向に疎い私は初めて知って驚いた。「コスチュームキューピー」か...。千葉あたりでは落花生の着ぐるみ、名古屋あたりでは外郎の着ぐるみ、大分あたりでは猿の着ぐるみとかあるんだろうか。まさかね。

町内資源回収のお仕事ご苦労様です。「あんたが大将!」