チョウセン ゴ・ミ・シ?

M平さんとの会話, 15sec.


チョウセンゴミシ(朝鮮五味子, Schisandra chinensis

M平さんが通りに出て庭の手入れをしているところに行き合わせた。世間話をしていると、これは珍しいんだと、壁際に立てた細い4本のポールを伝って上に延びる新芽をたくさんつけた蔓性の木を指差した。チョウセンゴミシだよ。チョウセンゴミシですか? ゴミシ、ゴミシ。初めて聞く名前です。朝鮮にしかないと思っていたが、北海道にも自生してるんだ。へー。白い小さな花をつける。果実も食べられる。しかし、「五味」っていうが、食べてみたら、塩っぱいやら、酸っぱいやら、アハハ。M平さんがチョウセンゴミシを手塩にかけて育ててきたことが感じられた。「チョウセンゴミシ」という名前を忘れてしまいそうだったので、ビデオに切り替えて、その名前を声で記録したわけだった。


藻岩神社の境内には桜の樹が二本ある。そのうちの一本は原生林との間のフェンスぎりぎりのところから生え、枝は原生林側にたくさん伸びている。原生林の管理人さんが、このあたりではこの樹が毎年一番最初に開花すると教えてくれた。ほら、もう芽が色づいているだろう。ほんとだ。


一瞬、ここはゴーストタウンか、と思う。


おお、花粉がたっぷり。


ピンクのツツジの花も咲いた。


おっと、意外な場所で今年初の桜の花を見つける。まだ誰も知らない。