見えない垣根

ふと目にとまったものに近づいて、立ち止まり、ああでもないこうでもないと、普段はとらないような格好で、カメラをそれに向ける。自然と息を殺している。その時、レンズの向こう側には見知らぬ世界が開ける。草花などを撮る時にはそんな感覚がある。それに対して、肉眼そのものにそこだけ見えない垣根で仕切られた空間が浮き上がって見えることがある。すごく複雑で濃密な空気の塊に触れるような感覚。その空間はなかなかうまく撮れない。



オオハンゴンソウ(大反魂草, Cutleaf coneflower, Rudbeckia laciniata



ヤマブドウ(山葡萄, Crimson glory vine, Vitis coignetiae



林檎が三つ



Hさんちの栗(栗, Japanese Chestnut, Castanea crenata)の木。実をたくさんつけていた。ひと月前の花の様子はこちら



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