色から形へ

曇り空、無風、寒し。雪になりそう。昨日、「めんこいねえのおばあさん」こと帆足夫人には、花も終わって、撮るものもないでしょうに、と言われた。たしかに、自然の鮮やかな「色」がどんどん少なくなっていき、ちょっと寂しくはなる。しかし、萎れていく花や枯れ葉などの地味な色の変化、さらにはモノクロームに近づいていく自然が見せる様々な「かたち」に目が行くようになり、それはそれで「撮りたい! 撮っておきたい!」という気持ちになる。雪が積もり、雪道をひとりで歩くときのことを想像した。



測量器。アパート群が解体撤去されて更地になった大きな土地はきれいに整地され、一部で新しい建物の土台作りが始まった。



コムラサキ(小紫, Purple beautyberry, Callicarpa dichotoma



ゴジュウカラ(五十雀, Eurasian nuthatch or Wood nuthatch, Sitta europaea



未詳



ゴボウ(牛蒡/牛旁, Edible burdock, Arctium lappa L.



エゾノコンギク蝦夷野紺菊, Aster ageratoides subsp. ovatus var. yezoensi



エイジツ(営実)。ノイバラ(野茨, Multiflora Rose, Rosa multiflora)の果実



セッコウボク(雪晃木, Snow berry, Symphoricarpos albus var. laevigatus



冬囲いのちょっとしたデコレーション。家ごとにデザインが違う。写真は撮れなかったが、町内で20件以上のお年寄りの家の冬囲いを請け負っているあのサバイバー道井さんの今年のデザインはクローバー型である。



落とし物