2010-02-14 「もうどこにもいかなくてもいい…」 歌 (もうどこにもいかなくてもいい…) 大和田海「品川」(『萌時』2010-02-12) のは、 骨の自分を土地に名前をつけるときに 地に木を刺すように自分の骨を刺す 骨砂になる自分がすでにいる 大和田海「non title」(『萌時』2010-02-06) からだ。 「奥の細道」(芭蕉)や「地の果て」(チャトウィン)は、かつて西欧人にとってはパタゴニアが代名詞であった天国にも地獄にもなりうる「いま、ここ」にこそある。どこにいってもいい。もうどこにもいかなくてもいい。ハイタッチ!