粉雪舞う


藻岩山方面



恵庭岳方面


朝から粉雪が舞っていた。風も出てきた。カミさんは早朝から大型バスをチャーターしておじいさんとおばあさんの一団を連れて、北の方にあるカタクリの群生を見に行くと言って防寒準備万端整えて出かけた。随分前に立てた計画で、今更変更はできないという事情があった。まだ咲いているはずがない。しかも、おそらく吹雪か風雨の中の行軍である。しかし、そうであっても、その中で色々と楽しみを見つけるのが人生の醍醐味かな。かつてソローは深い意味でこう述べた。人間は人間の「障害」であり、「運命」であるが、自然はどんなことが起ころうとも、人間を「傷つける」ことはしない。