京都で株式会社シーズを経営する旧知の西垣孝浩さんから久しぶりに便りがあった。シーズが運営する印刷通販サイト「suprint」(スプリント)を紹介するハートの籠った文面からは彼の温かい人柄が感じられて、懐かしさのあまり、彼のブログやツイッターを訪ねてみた。案の定、いい感じで頑張っていることが窺えて嬉しかった。彼は大学生時代にチャリンコで日本一周をした際に私の研究室に立ち寄って、ホームページの雛形をさくさくっと作ってくれた。私の人生をウェブにつないでくれた忘れがたい恩人のひとりである。彼のブログにいいことが書いてあって、感心した。彼の文章を読んで、私も初心にかえることができた。
いままで、いろいろサイトを作ったり、運営してきましたが
そのサイトが成功するかどうかは、どれだけ愛情を注げるかどうか。ということ。
なんとなく感覚的にわかっていましたが、「愛情」という言葉を発見し、とてもしっくりきました。店主が毎日コツコツ更新しているサイトに勝るものはないですね。どんな見た目であれ。
制作者に愛されてないWebサイトは、愛されているWebサイトに逆立ちしても勝てん。どれだけデザインがすばらしかろうとも、しっかり愛を注ぎ続けられているサイトより愛が足りなければ負ける。
失敗したWebサイトは単に、お前さんの愛情が足りなかっただけ。マーケティングのせいにするのは男じゃねぇなぁ。
たしかに、サイトは、ブログやツイッターもそうだと思うが、「愛情」の器のようなものなんだと思う。そして「更新」は「愛情」のバロメーターでありうる。しかもそれはサイトだけの話ではないと思う。人生もまた毎日コツコツと更新している人生に勝るものはない。ね、西垣さん。ありがとう。