8月11日 支笏湖に向かう
支笏湖畔の宿の篝火
8月12日 支笏湖から室蘭へ
ブルーベリー(亜米利加酢の木, Blueberry, Vaccinium corymbosum)
ミニトマト(赤茄子, Tomato, Solanum lycopersicum)
ナワシロイチゴ(苗代苺, Native raspberry, Rubus parvifolius)
8月13日 墓参り、帰宅
墓地に向かう山道脇の土手や空地には大反魂草の群生が目立った。なぜか彼岸花(曼珠沙華)の赤がしきりに浮び、黄色の残像に重なる。墓地ではカラスアゲハを何匹も見た。あちこちにピンクの小さな花をつけた捩花がピンと立っていた。なぜ捩じれるのか? 傾かずに直立するために捩じれるメカニズムが働いているという説があるらしいが、未詳。
オオハンゴンソウ(大反魂草, Cutleaf coneflower, Rudbeckia laciniata)
ネジバナ(捩花, Chinese Spiranthes or Ladies'-tresses, Spiranthes sinensis)、別名モジズリ(捩摺)。
富浦 とみうら(蘭法華 らんぼっけ)
登別川の川下から、すぐ西側のリ・フルカ(高い・丘)と呼ばれた丘陵を越えた処が富浦である。リフルカの富浦側は崖のような斜面でそこに電光形の急坂がついて、幕末の記録では難所とされていた(今でも鉄道のトンネルのすぐ山側にその道が残っている)。それでそこをランポッケ(ran-pok-ke 坂・の下・の処)、あるいは終わりの処を省いてランポクと呼ばれていた。日本地名流にいえば坂本である。それに漢字を当てて蘭法華という地名になっていたが、近年富浦と改名された。富み栄えるようにとの願望からの名であろう。(山田秀三『北海道の地名』北海道新聞社、1984年、393頁)
カモメ(鴎, Common gull, Larus canus)、虎杖浜。
ヒグマ(羆, Brown Bear, Ursus arctos)、虎杖浜。