傷だらけのPanasonic LUMIX FZ-10






昨日まで娘たちが住んでいた宿河原のアパートの部屋で埃をかぶった傷だらけのPanasonic LUMIX FZ-10(2003)に再会した。2004年アメリカ滞在中に家電量販店のFry'sで買ったものだった。大口径のレンズは LEICA DC VARIO-ELMARIT 1:2.8/6-72 ASPH.。その大きさ故に携帯性を犠牲にして描写能力をとると決心するまでかなりの時間迷った末に買ったことを懐かしく思い出した。大きくて目立つので国境を越えてメキシコに入る時には携帯しなかったことも。「VARIO」はライカ社とカール・ツァイス社のズームレンズの呼称。「ELMARIT」はライカ社のF2.8の明るさのレンズの呼称。「ASPH.」は「Aspherical(非球面レンズ)」の略称。帰国後はいつの間にか娘たちの手に渡っていたが、その大きさ故にほとんど使われなかったようだ。2004年春の連休に、このカメラでアルカトラズ島(Alcatraz Island)やゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)やCost Plus World Marketのあるサンフランシスコの街角などを撮ったことも思い出した。