真雁のねぐら入り


宮島沼




9月30日のピーク時には六万羽近くいたというマガン(真雁, Greater White-fronted Goose, Anser albifrons)の多くはすでに南に旅立ち、今日は九千羽ほどに減っていましたが、それでも次々と群れごとに鳴き交わしながらV字飛行で沼に帰って来る様子は壮観でした。速度を落とすためでしょうか、突然木の葉のように舞い落ちてから着水するのですが、これを「落雁」というのか、と感動しました。