2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
現在、出張中です。しばらく更新、応答できないかもしれません。よろしくお願いします。(携帯メールからの初めての投稿)
宮澤賢治も招くよ*1 『銀河鉄道の夜』は、宮沢賢治の童話作品。孤独な少年ジョバンニが、友人カムパネルラと幻想的な銀河鉄道の旅をする物語。豊かなイメージに満ちており、様々な解釈が行われている作品である。(銀河鉄道の夜 - Wikipedia) これは、「先…
招き猫 :-)
喉の炎症が鼻にも広がって、酷い濁声に鼻声が重なった日、OTT(あっと)さんのエントリーを読んで、ゴリラの鼻歌が聴いてみたいと思った。 ゴリラの鼻歌(「Os Dias Desafinados 調子外れな日々」2008/05/29)
札幌、晴れ。ひさしぶりに視界が非常にすっきりとして、藻岩山の緑もはっきり見えた。上空の筆で軽く掃いたような雲がいい感じだった(→ Mt. Moiwa, May 28th, 2008)。 アメリカ産のツツジのある庭で、もうアヤメ(文目/綾目, Siberian iris, Iris sanguine…
授業で大きな声で喋り続けたせいで、喉が潰れ、とうとう声が出なくなった。昨日の大人数の講義のときから嫌な予感があった。いつもは使わないマイクを手にしていた。ところが熱が入って、気づいたときにはマイクを放り出して、声を張り上げていた。大人げな…
ささやかな夏の出会いへのお誘いです。非常に嬉しいことに、今を時めく若い友だちのナルちゃんこと金城さん(id:simpleA)とバンちゃんこと坂東さん(id:keitabando)を夏の札幌に迎えることになりました。他にもまだまだ津軽海峡を飛び越えて来てくれる人が…
札幌、雨のち曇り。今朝も散歩の時は晴れ間が広がる。「魔法の杖」の効果か。 一日でルピナス(昇藤, Lupin, Lupinus)がこんなに色づいていた。驚いた。 トチノキ(栃の木, Japanese Horse Chestnuts, Aesculus turbinata)の葉も気づいたらずいぶんと大き…
札幌、雨のち曇りのち雷雨。散歩の時だけ晴れ間が広がる。(「魔法の杖」の効果か。) 雨に濡れて綿毛がすぼんだ大きな西洋タンポポ(Dandelion, Taraxacum)の種(Dandelion Clock)。中心にたくさんの弓矢が刺さったように見えた。 あるお宅の庭でルピナス…
夢の中で、ある人に向かって、私は偉そうに語っていた。実は自分(のブログ)を信頼することが一番勇気がいるってことですね。でも、それが自分に対する「義理」でもあるんじゃないかな。信頼するには勇気が必要で、ひとたびの信頼が相手からの信頼を引き起…
2005年3月20日撮影。アリゾナ州にて。 サボテンという植物がある。漢名は「仙人掌(せんにんしょう)」。「覇王樹(はおうじゅ)」という異名もある。アメリカで独り旅をしていたとき、アリゾナで自分の背丈よりもずっと大きなサボテンたちを見て仰天した。…
素白先生に倣って(「魔法の杖の呪文」)「魔法の杖」を作った。素材は二ヶ月前に拾って来たプラタナスの粗朶(そだ)である(「些細な事ですが、プラタナスの枝は固くて重いです」)。この時のためのものだったのだ。呪文「風狂多愛出游」を墨書きした。本…
asin:4061589474 小松先生はスランプに陥ると、きまって推理小説を読む人である。 小松先生からは「国語」から解き放たれた普遍的な地平で「日本語文法」を教わっている。 「つい百年前の自国の文字を読めない不自由の異常さ」(2008年04月12日) 「『いろは…
札幌、曇り。雨上がりの朝、湿った空気が町内を包み込む。ちょっと重たい空気のなかを泳ぐような感覚にとらわれる。植物たちはみんな昨夜の雨に洗われて、風呂上がりの濡れた髪の毛のように艶かしい。 おや、こんな造形もあり、か。いいなあ。一見、アザミの…
asin:4863100132 asin:4582766390 素白先生の随筆が手頃な値段の文庫と新書で読めるようになった。文庫の方は、歌人の来嶋靖生氏が『岩本素白全集』全三巻(1974年?1975年、春秋社)を底本に撰集し、「解説」も書いた『岩本素白随筆集 東海道品川宿』(ウェ…
札幌、晴れ。強風。何度も帽子を飛ばされそうになった。気温は上がる。20℃くらいか。 あるお宅の庭でどこかかすかに変わった印象のシャクナゲ(石楠花, Rhododendron)が目に留まった。やや大振りのきれいなピンクの花を咲かせている。木の丈1メートルくら…
トウモロコシ畑の隅っこで、タンポポの種が風に飛ばされるところをビデオにも撮ろうとした。飛んだ瞬間ははっきりとは映っていないが、なかなかいい映像だと満足している。 A dandelion clock, 34sec. 車の屋根に初めて見る触覚が体よりもずっと長い小型の1…
変な夢を見た。シリコンバレーは海の向こうにあるわけじゃないんだよ、と彼は言った。皆勘違いしてるんだ。何を? 夢の見方をね。え? 福岡だって、大分だって、京都だって、名古屋だって、横浜だって、八千代*1だって、札幌だって、その気にさえなれば、い…
H君が注文した辛さ1のチキンカレー。 以前からの約束で、まだスープカレーを食べたことがないという二人のゼミ生、3年生のH君とT君といっしょに老舗のスープカレー屋に行った。辛いものがあまり得意ではないH君はギリギリまで辛さ0(普通の辛さ)にす…
札幌、曇り。微風。藻岩山頂上は雲に隠れていた。 見覚えのあるきれいにトリミングしたような、あるいは「ペーパークラフト細工のような」(yukioino)黄色の多弁花。ハナキンポウゲ(花金鳳花, Persian buttercup, Ranunculus asiaticus)。学名にあるラナ…
あっ、三木先生の後ろから吉本ばななのお父さんがやって来た。 三木成夫著『海・呼吸・古代形象』(うぶすな書院、1992年、asin:4900470066)の解説で、吉本隆明も三木先生にガツンとやられたと書いている。それはマルクス、折口信夫以来の大事件であったと…
新入生14人と向き合う入門演習もすでに7回目を迎えた。毎回欠かさず一週間の生活を振り返って記録し、報告し合う時間を設けている。A4の白紙に一週間に体験したことを書いてもらってから、かいつまんで話してもらう。一週間の過ごし方を振り返り、思い出し…
札幌、薄曇り。暖かくなる。藻岩山は少し霞んでいた(→ Mt. Moiwa, May 22nd, 2008)。 道端で咲き誇っている大きなセイヨウタンポポ(西洋蒲公英, Dandelion, Taraxacum officinale)。径4、5センチ。 ああ、黄色のツツジが。キイロレンゲツツジ(黄色蓮…
文字のかたち(字体、書体、書風)、そして文字というかたちの「故郷」を彷徨っていると、かならず、生命のかたち、そして生命というかたちの「原郷」に逢着する。そしてそこでかならず「記憶」の問題にもぶつかる。 三木成夫先生がやってきた。 「胎児の世…
札幌、曇り。雨雲は西の方に遠ざかり、風も落ち着いた。でも、まだ大気は不安定な感じ。気圧も低い。 町内のあちらこちらでは、たぶんレンゲツツジ(蓮華躑躅, Japanese azalea, Rhododendron molle subsp. japonicum)がほぼ満開である。 リス、テントウム…
札幌、雨。風強し。一日中雨。風太郎が頑としてショートカットするといってきかなかったので、いつもの定点観測は半分もできなかった。 桜が散る。 藻岩山が雨に烟る(→ 大判1000×750)。 満開のライラック(紫丁香花, Lilac, Syringa vulgaris)も雨に濡れ…
情報文化論受講生の皆さん、こんにちは。今回の主要テーマは「宗教と国家の起源:神の情報文化史」です。ヒトが群れ、部族、民族、さらには国家、帝国と結束力を強めながら拡大していくメカニズム、あるいは分裂するメカニズムのあたりを中心にお話しする予…
asin:4582833934 素白先生の随筆に出会ったのが奇縁となって(「素白先生の写実精神あるいは散歩と旅」)、素白との出会いを記したこの本に出会うことになった。著者の鶴ヶ谷真一氏は素白の本との出会いについてこう書いている。 もしあの本に出会うことがな…
中山さんが「勇気」を奮っている。 告:『シュンポシオン横浜』、12月開催です Emmausさんが「勇気」をめぐって書いている。ちょっと難しいけど。 「風に靡かせながら」(2008-05-18) 小野さんが中山さんの「勇気」が根を下ろす「場所」をめぐっていいこと…
札幌、小雨模様。風強し。藻岩山の頂上は雲に隠れていた。また少し寒くなった。 桜吹雪の跡。 Qさん宅の庭のフジ(藤, Wisteria floribunda)の花が開きはじめた。 Hさん宅の庭ではスズラン(鈴蘭, Lily of the valley, Convallaria keiskei)も花盛り。 …