2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
Andy Warhol, Empire (1964) 情報デザイン論受講生の皆さん、こんばんは。今日の第一回オリエンテーションはどうでしたか。情報デザインの核心だと私が考える「時間の編集」ということの感触はうっすらとでも残ったでしょうか。今日は『イメージフォーラム・…
いつの頃からか、あれかこれかで悩まなくなった。選択させられる不自由さに気づいたのだろう。もちろん、現実には同時に二つのことをやるわけにはいかないのが当たり前だが、時間的にずらせばいい。とりあえずの優先順位をつけて、とにかく二つともやる。あ…
札幌、晴。風太郎は昨日から少量ながらドライ・フードを食べるようになり、散歩でも昨日より元気な様子だった。だが便はまだ下痢気味である。やはり腸の機能回復はなかなか難しそうだ。バイク通勤準備中のUさんに会った。私と同じ髭オヤジである。今まで簡…
私は皆に愛されて、でも幼くして死んで皆に悲しまれた男の子。あなたは世の中に深い恨みを抱いたまま死んだ若い女ね。あなたが自分でもコントロールできない得体の知れない怒りは、前世のことでも考えない限り、説明がつかないわよ。そうかな。
あるとき、ブックマークした二つのエントリーの二人の著者が、そのブックマーク自体にはてなスターをつけてくれた。その情報が自動的にメール送信されてきた。最初は一体何が起こったのか分からなかった。そんなコミュニケーションは初めてだった。メール送…
米村喜男衛著『モヨロ貝塚』(asin:B000J9GCLI)の扉のカラー写真に写っているモヨロ貝塚から出土したセイウチの牙製のクマの彫刻にはその胴体に美しい点線模様がきざまれているという。それはアイヌのイヨマンテの儀式を連想させると司馬遼太郎は記し、こう…
札幌、曇。いつの間にかTシャツ一枚で散歩に出ることはなくなっていた。でもカラダのどこかにまだ夏モードが残っていて、寒さに抵抗している。風太郎の調子は一進一退である。昨日、風太郎は各種の検査を受けた。医師と相談の上、結局対症療法としてステロ…
イメージフォーラムの澤さん、アニメーション作家の倉重さんとは初対面かつ短時間だったが、色んな話をした。仕事柄国外の映像作家と会う機会も多い澤さんは当然ジョナス・メカスにも会っている。三年前、メカスがヴィルジニー・マーシャンと共に99歳の誕生…
オホーツク街道―街道をゆく〈38〉 (朝日文芸文庫) / ハバナ奇譚
9月9日に捥(も)いだ山葡萄。18日目。 Yamazaki Winery Merlot 2006のコルク栓。
昨日の朝、シロバナヨウシュチョウセンアサガオ(白花洋種朝鮮朝顔, Datura meteloides)の花が塀の上に落ちていた。 今朝は塀の下、アスファルトの歩道に落ちていた。
今日から言語哲学入門が始まった。受講生は260名。初回の今日は履修上の注意事項の確認と講義の輪郭を伝えるオリエンテーションを終えてから、急遽段取りした特別講演会を開催した。 澤隆志さん「映像アートとは何か:イメージフォーラム・フェスティバル200…
札幌、曇のち雨。寒い。朝、風太郎は立ち上がるのもやっとだったが、散歩には行くと訴える。足どりは昨日よりもさらに覚束なく、よろよろしていたので、なんとか説得して近道して帰った。抵抗する力は昨日より弱かった。コスモスが風に揺れていた。夕方帰宅…
三上ゼミのみなさん、早速ですが、みなさんの先輩にあたる増井さんが、非常に参考になる情報を寄せてくれました。島根県の高校生がオープンしたドロップシッピング・サイト、一種のオンラインショップに関する情報です。 商業高校生がドロップシッピング・サ…
まえおき:超少数精鋭ゼミを謳っていた三上ゼミに今年は10人の新人(大学2年生)が申し込んできました。今日はその初回でした。その終わり頃の様子を実況中継風にお伝えします。三上:そういうわけで、いいかな? それじゃあ、井戸君、ここからは君の司会で…
注目!「2006年から葡萄のストレスを和らげるためにクラシック音楽を聴かせています」 予想以上に美味しかったよ。一昨日開けた Yamazaki Winery Merlot 2006。今まで飲んだ日本産のワインって(数少ないので、その点割り引いて読んでください)、ワインにな…
今朝は久しぶりにカメラなしの散歩だった。風太郎は一時回復の兆しを見せたものの、再びやや不調が続いている。それでも毎朝必ず散歩には行くと訴える。足どりは時々覚束なく、歩く速度も遅い。体力を消耗させまいと、近道して帰るよう説得を試みるが、もっ…
インターネットがもし夢を見るとしたら、どんな夢をみるだろう、と思うことがある。私がインターネットにどんな夢を描くかというのと微妙に違う。ネットのあちら側にどんどん蓄積される記録にはカレントとアーカイブがあって、ブログみたいなカレントはさて…
失礼なことに、正しくは「山﨑ワイナリー」を誤って「山崎ワイナリー」と何度も書いていたことに気づき、昨夜こっそり訂正しました。山﨑さん、ごめんなさい。ところが、「﨑」は通常の日本語漢字コードには載っていませんから、ウェブ上でちゃんと表示させ…
ウェブログがブログと縮めて呼ばれるようになった背景には、あちら側からこちら側、機械ないしはシステムの側から人間の側への視点の移動があったのだと思う。システム主体の概念であるウェブログが人間主体のブログへと引き寄せられたのである。機械的記録…
一昨日訪ねた三笠市立博物館で一番印象深かったのは実は「幾春別保育所」の表札だった。これは本館とは別棟の分室:森林資料展示室の門柱に遺されていた。この表札は敢えて取り外さなかったのだろうか。でも古くは見えない。むしろ新品に見えた。色んな思い…
報告が遅れましたが、某月某日、花咲か爺率いるクルミスマイル団は、実は密かに世界各地に出陣しておりました。出陣式の様子です。地球上の各地でクルミスマイルは大歓迎を受け、着実に根を下ろしつつあるという報告を受けております。こんな感じでしょうか…
二週間前にもいできた山葡萄(Crimson glory vine, Vitis coignetiae)の実一房が今も机の上にあって、少しずつ乾涸びて皺くちゃになって行くのを毎日見ている。ふと思い立って、白紙の上で一粒を潰して描いた。天然インクによる絵。なかなかいい色出てるで…
6日ぶりの、シロバナヨウシュチョウセンアサガオ(白花洋種朝鮮朝顔, Datura meteloides)の萎れた花の様子。 こんなにひどかったっけ。久しぶりにプラタナス(紅葉葉鈴懸の木, London plane/Sycamore, Platanus acerifolia)の無惨な姿が目に飛び込んで来…
山﨑ワイナリーのある丘陵に瘤のような小さな山がある。変わった名前の達布山(たっぷやま)。「太布山」と表記した例もある。標高わずかに143.8mの山であるが、山頂の達布山展望台からは石狩平野を365度見渡すことができる。(二等)三角点が設置されている…
昨日、山﨑ワイナリーを訪ねた後、変わった名前の市来知神社(いちきしり神社)*1にお参りした。その後、三笠市立博物館に立ち寄ってから、幾春別(いくしゅんべつ)川に沿って走る道道116号線を桂沢(かつらざわ)湖を目指して「遡った」。 幾春別川は、北…
昨日訪れた山﨑ワイナリーのある三笠市はかつて炭坑で栄えた。石炭が採れるということは、ある意味で遠い時代の植物の記憶が蘇るということだ。石炭は、石油も、古代植物起源の化石燃料である。その同じ土地には遠い白亜紀の海の記憶も現存する。アンモナイ…
先日簡単に紹介した北海道では無理だと言われてきた各品種の葡萄をみごとに根付かせ、国際的に評価されるワインまで作り出した三笠市の達布にある山﨑ワイナリー(http://www.yamazaki-winery.co.jp/)を訪ねた。好きなメルローを一本買った。広大な田園地帯…
すごい姓名だ。先日は姓にだけ目を奪われたが、名のすごさ、姓と名が合わさったときのすごさに気づかなかった。「ミレニアム」ではないか。人類の身の丈に合った空間的時間的尺度を感じる。海に流れ込む川を、ということは山を森を大地を、そしてそこで営ま…
台風すぎたので、予定通り、10:55頃、カレーの格好して、お店の前に集合。 (スープカリーやります) なんて愉快なことか、台風が避けて過ぎ去った千葉の木多郎で、スープカリーの素人さん達がフーフー言いながら「辛さ」と戦っている頃、スープカリーの通、…