河馬の相棒



Hippopotamus © 2013 Schleich, Germany


今年の初めにリサイクルショップで買ったシュライヒ社製の1996年生まれの雄の河馬はずっと孤独だった(上の写真の向かって左の河馬)。今朝、娘から届いた旅の土産の中に同じシュライヒ社製の今年の初めに生まれたばかりの雄の河馬が入っていて、びっくりした。大きく口を開けているところは古い河馬とそっくりそのままだが、新しい河馬は皮膚の色が濃く、首を左に曲げている。娘は私が同じシリーズの河馬を持っていることを知らなかった。異国の空港の土産物屋で偶然見つけて、そのリアルな感じに引かれて、思わず買ったという。「本当にこれでいいの? もっと可愛いのがあるけど」という店員の言葉を受け流して。たしかに、リアルさは可愛さに結びつきにくいのかもしれない。私は、小さいから可愛いと感じるのだろうか。ともあれ、こうして孤独だった河馬に頼もしい相棒ができたというわけだった。


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