ジョナス・メカスによる365日映画、10月20日、293日目。
Day 20: Jonas Mekas
Saturday, October 20th, 2007
9:33 min.
Ellsworth Kelly,
Jamia Nash (11!)
and children of
IMPACT Theatre at
Americans for the Arts National Arts Awards
エルズワース・ケリー、
ジャマイア・ナッシュ（11歳！）
とインパクト・レパートリー・シアターの子供達。
アメリカ芸術振興協会の
国民芸術賞の授与式にて。
「アメリカ芸術振興協会」と訳したのは、アメリカにおける芸術振興を目指す非営利組織Americans for the Artsのこと。そこで毎年選考されるのが「国民芸術賞」と訳した各種National Arts Awards。公式サイトの報道によれば、エルズワース・ケリーは生涯にわたって抽象的な絵画、彫刻、印刷の優れた作品を作り続けてきた功績を讃える「生涯偉業賞」（Lifetime Achievement Award）を受賞した。ケリーは受賞挨拶を簡潔に次のように結ぶ。
...but anyway
I had a good life
painting color
and
I just want to say
this is a great moment for me
and
thank you very much
インパクト・レパートリー・シアター（Impact Repertory Theatre）とは12歳から19歳までの黒人の子供達を対象に、芸術的感受性と組織的リーダーシップを育てる独自の教育カリキュラムを行う非営利組織である。ジャマイア・シモーヌ・ナッシュ（Jamia Simone Nash, 1996-）はアメリカではチャイルド・シンガー、チャイルド・アクトレスとして有名なまだ11歳の黒人の女の子。インパクト・レパートリー・シアターの子供達の合唱のあと、ジャマイア・シモーヌ・ナッシュが独唱し、最後は共演する。これはAmericans for the Artsの募金コンサート（A Celebration of Music Concert to benefit Americans for the Arts）の一場面だった。
