悲しい知らせ

風太郎が好きなタイプの人は笑顔の素敵なオープンな人だ。いつも苦虫潰している私のことは、だから、主人として仕方なく付き合っている節がある。それは可哀想なことだなあという思いもあって、笑顔の「ベンチプレス」(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20080807#1218069447)なんかを始めたのだった。

昨日の夕方の散歩で実は悲しい知らせを聞いた。最近すっかり姿を見かけなくなったあるお爺さんのこと。私の父が生きていたら同じくらいの年齢だろう。朝の散歩で出会うたびに風太郎を笑顔と明るい大きな声で包みながら、これでもかとスキンシップしてくれる、敬愛すべきお爺さん。そのお爺さんの息子さんにばったり出会った。最近お見かけしませんが、お体の具合でも...と尋ねた私に、息子さんは詳しく教えてくれた。要するに、もう帰っては来ない、と。見舞いに行ける状態ではないことも分かった。辛かった。お爺さんの代わりをするかのように、息子さんは風太郎を優しく撫でてくれた。