友人からの便り

何年も会っていない友人からクリスマス・プレゼントのような「便り」が届いた。新刊本に一葉の写真が添えられただけの「ゆうメール」だった。その写真にも銀色のペンで宛名と送り主の名と本の題名が書かれているだけだった。他に言葉はなかった。でも、十分すぎるくらいだった。彼はこのブログを見ているかどうか知らない。私はその便りで彼が元気であることを知る。元気? 俺はこんな風に元気だよ。じゃあ、また。