左上はチオノドクサ(雪解百合, Glory of the snow, Chionodoxa luciliae)、右上は未同定、下左右は色違いのミスミソウ(三角草/雪割草, Mealy primrose/Liver leaf, Hepatica nobilis var. japonica))。
チオノドクサ(雪解百合, Glory of the snow, Chionodoxa luciliae)
連日の陽気で、雪解けにもラストスパートがかかった。いつも感心するのは町内の多くの方々がずいぶん前から家の周り、特に庭に残っている雪を崩して広げて、雪解けを少しでも早めようとしていたことである。怠惰な私は毎年雪が自然に解けるに任せているので、家の西側と北側にはまだ雪が残っている。雪がまだらに残る原生林ではフキノトウが目立つ。陽当たりのいい多くの庭ではクロッカスとフクジュソウが花盛りで、それを追いかけるようにチオノドクサが次々と咲き始め、そしてニリンソウらしき白い花を今朝初めて見た。最近花の撮影は難しいと感じている。特に接写するときには、メイプルソープ(Robert Mapplethorpe, 1946–1989)の花の写真の強烈でエロティックなイメージが邪魔をする。