帽子が飛ぶ日


今朝は三人のおじいさんが風に帽子を飛ばされるのを目撃した。私も三回飛ばされそうになったが、爺のわりにはまだそんなに衰えていない反射神経のおかげで難を免れたものの、散歩の間右手で帽子を押さえていなければならなかった。でも、帽子が風に飛ばされた瞬間には言い知れぬ解放感と快感を味わえることを私は知っている。風太郎は風に吹かれるのが好きだった。You don't know what life is... Cross Rubicon...