柾、蔓柾、紅紫壇、雪晃木、水蝋樹、野葡萄、どんぐり


マサキ(柾, Japanese spindle, Euonymus japonicus




オドリコソウ(踊子草, Dead nettle, Lamium album var. barbatum)



イヌサフラン(咱夫藍, Autumn crocus, Meadow saffron or Naked lady, Colchicum autumnale



コムラサキ(小紫, Purple beautyberry, Callicarpa dichotoma



シュウメイギク秋明菊, Japanese anemone, Anemone hupehensis var. japonica



ニワナズナ(庭薺, Sweet alyssum, Lobularia maritima



キク(菊, Chrysanthemum)、未詳。



ツグミ(鶇, Dusky thrush, Turdus naumanni)か


十数羽の中型で細い嘴の野鳥が住宅街と原生林の間を飛び交っていた。飛び方は直線的だった。かなり分散していたので群れ(flock)という印象は薄かった。明るい空が逆光になって、いくら目を凝らしても色模様を確かめることはできなかった。大きさとシルエットから見覚えのあるツグミだろうと思った。ところが、木の枝に止まっているときに何と表記していいか分からない短いパッセージを二度繰り返す鳴き声を数回聞いた。鳴かないから口を噤むという意味で「ツグミ」という名前が付けられたと思い込んでいたので、ツグミであるという確信が持てなくなった。だが、他にそれらしい野鳥を見たことがなかった。『フィールドガイド日本の野鳥』(asin:4931150411)には「クイックイッという声を飛翔時や枝にとまっているときに出し、クワックワッという声でも鳴く。春、渡去前にはポピリョン、ポピリョン、キョロキョロ等とさえずる」(252頁)と書かれているのを読んで、ツグミは鳴かないという自分の思い込みが間違っていたことを知り、ツグミに間違いないだろうと思った。ただ、鳴き声は「クイックイッ」あるいは「クワックワッ」とは聞こえなかった。もっと濁って聞こえた。



スイセンノウ(酔仙翁, Rose campion, Lychnis coronaria



キンギョソウ(金魚草, Snapdragon, Antirrhinum majus



ホトトギス(杜鵑, Toad lily, Tricyrtis hirta




ツルマサキ(蔓柾, Evergreen bittersweet, Euonymus fortunei



シナノキ(科の木, Japanese Linden, Tilia japonica



コリンゴ(小林檎, Japanese flowering crab, Malus sieboldii Rehd.)、別名ズミ(酸実)。




オオバボダイジュ(大葉菩提樹, Large-leaved Linden, Tilia maximowicziana Shirasawa)。先日の雪で枝が折れたり曲がったりしたまま。



クレマチス(風車/鉄線, Clematis, Clematis hybrida)の綿毛



ベニシタン(紅紫壇, Rock cotoneaster, Cotoneaster horizontalis



セッコウボク(雪晃木, Snow berry, Symphoricarpos albus var. laevigatus



ビヨウヤナギ(美容柳/未央柳, Chinese Hypericum, Hypericum chinense



ハクチョウソウ(白蝶草, Butterfly gaura, Gaura lindheimeri



イボタノキ(水蝋樹/疣取木, Ligustrum obtusifolium



ノブドウ(野葡萄, Porcelain Berry, Ampelopsis glandulosa var. heterophylla



「殻斗(ぼうし)」にすっぽり包まれたどんぐり。コナラ(小楢, Japanese small oak, Quercus serrata)かカシワ(柏, Daimyo Oak, Quercus dentata)か、それとも、、未詳。