本のページの上で駒繋の実が弾けた


右下が弾ける前のコマツナギ(駒繋, Indigofera pseudotinctoria)の豆果(莢果)



弾けた後


*1のページの上でコマツナギの実がパチンと乾いた小さな音をたてて弾けた。ちょっと驚いた。莢は捩じれて縦に二つに割れていた。机上に飛び散った薄皮に包まれた極小の種子を集めて元の莢に戻した。去年の今頃、やはり机の上に置いてあったフジの実の莢が弾けたことがあった。ガラス玉が落下して砕け散るような大音響に度肝を抜かれた。超硬質の種子があちこちに飛び散っていた。やはり同じように莢は捩じれて縦に二つに割れていたのだった。

*1:Henry David Thoreau, Faith in a Seed