銀杏、一郎、Picolino、小林檎、蔓柾、姫榁、四十雀、山雀、蝦夷山桜


イチョウ(銀杏, Ginkgo, Ginkgo biloba L.







一郎、2歳。

一郎とお婆さんの小さな歴史。一郎は一年ほど前に訳あって瀕死に近い状態で今の飼い主であるお婆さんのもとに預けられた。獣医にも匙を投げられるような酷い状態だったという。だが、お婆さんは諦めることなく、とにかく出来るだけのことをした。おかげで一郎の体力が少し回復した頃に壊疽を起こしていた大腸の一部と睾丸の手術をした。それからは見る見る元気になった。そして一年あまり経った。その間躾らしい躾をする余裕はなかった。お婆さんはちょっと後悔しているようだった。今では手を焼くくらいのやんちゃぶりを発揮している。



落書き



「SunPole Picolino」(小鳥付き車止め)



コリンゴ(小林檎, Japanese flowering crab, Malus sieboldii



雪中行



ツルマサキ(蔓柾, Evergreen bittersweet, Euonymus fortunei



ヒムロ(姫榁, Moss cypress, Chamaecyparis pisifera var. squarrosa Beiss. et Hochst.



シジュウカラ四十雀, Great tit, Parus major



ヤマガラ(山雀, Varied tit, Parus varius



エゾヤマザクラ蝦夷山桜, Sargent cherry, Prunus sargentii)。アパート建設現場にぽつりと立つ。今のところ苅られる気配はない。