古い手摺の一部(擬宝珠)


塗料は剥がれ、木目が浮き出し、傷だらけの球体。たぶん古い木製の手摺の一部、親柱の頂に使われていたものだろう。とある喫茶店のテーブルの隅に置かれていた。思わず、手をのせて撫でていた、、。この部分を何と呼ぶのだろうか。


(追記)ストラスブールの小島剛一さんが、「擬宝珠(ぎぼし)」であるとメールで教えてくれた。そうだった。思い出した。そう言えば、蕾の形が似ていることからギボウシ(擬宝珠)と名づけられたユリ科の植物の写真を今年の夏はまだ撮っていない。