クコ(枸杞, Chinese wolfberry, Lycium chinense)。薬効。
エゾムラサキツツジ(蝦夷紫躑躅, Arctic pearl, Rhododendron dauricum)
ニホンナシ(日本梨, Nashi pear, Pyrus pyrifolia var. culta)
エゾマツ(蝦夷松, Yezo spruce, Picea jezoensis)の切り株。樹齢三十年。
アズキナシ(小豆梨, Alder-leafed whitebeam or Korean mountainash, Sorbus alnifolia)、別名ハカリノメ(秤の目)
エゾリス(蝦夷栗鼠, Eurasian red squirrel, Sciurus vulgaris orientis)、藻南公園
エゾマツに這い上ったエゾリスを見上げてカメラを向けていたところに、二匹の犬を連れたOさんが通りかかった。「リスですよ、リス、あそこに」「ほー、ほんとだ、リスだ、モモ、リスだ」 今までは薄茶色の中型犬モモ(十歳)だけを連れて歩いていたOさんが、今朝はモモと一緒に茶色の小型犬トッピー(十五歳)も連れて歩いていた。モモは私のことを覚えていて、体を摩り寄せてくる。初対面のトッピーは近づいてこない。モモの陰からちらりちらりと私のことを盗み見て、警戒心を解かない。トッピーは奥さんの犬で、いつもは奥さんが連れて歩いているという。三年ほど前から、散歩の途中でよく会うようになったOさんとモモは、朝、昼、夜の三回の散歩を毎日欠かさない。一回の散歩で一万歩は歩くという。歩く距離はもちろん、歩く速度でも私はかなわない。モモはもっと歩きたがるが、自分はもういい歳だからこれ以上は無理だと言ってOさんは笑った。家ではモモはOさんと同じ部屋で寝起きを共にしているという。