雪だるま、雪だるま!

平民新聞で粋で愉快な企画が進行していた。

人間は雪だるまを見るとそれを写真に撮りたくなる生き物なのです(絶対)。

よく分かる。雪だるまの本質はその生命が短いところにある。雪だるまは人生について深く感じるための優れた教材である。heiminさんは決してそんな教師みたいな野暮なことは言わない。heiminさんの企画に賛同した方々が写真に撮った思わず微笑んでしまうような雪だるまたちを見ることができる。「雪だるまアーカイブ」の日付が一昨年夏になっているのが謎であるが。

そういえば、札幌では雪だるまをほとんど見かけない。町内でも個人作が一体(2007-12-21)、町内会作が一体(2008-01-27)の二体しかまだ見ない。町内すべての家の前にユニークな雪だるまが存在する光景を想像する。町内雪だるま祭りの企画はいいかもしれない。札幌恒例の雪祭りよりワクワクする。

かく言う私もしばらく雪だるまを作っていない。我が子たちが幼い頃は毎冬作っていた。いつの頃からか作らなくなった。でも変なオブジェは必ず作ってきた。雪だるまの代わりなのかもしれない。今季はツララを雪に突き刺して、そのまま放っておいて、降る雪に造形させるという、手抜きも甚だしい作品(写真)が家の前で結構目立つようになってきた。

シメ(Hawfinch)に出逢う


久しぶりにシメ(蝋嘴、Hawfinch, Coccothraustes coccothraustes)の多分雌(♀)に出逢う。昨年の4月29日以来である。最初はスズメかと思ったが、スズメよりちょっと大きめで、周囲に仲間はおらず、単独だったので、微かなひっかかりを頼りにシャッターを切った。後で写真を見て、シメだと分かった。何かを感じたら撮っておく、を改めて肝に銘じよう。

フィールドガイド 日本の野鳥

フィールドガイド 日本の野鳥


愛用の『フィールドガイド日本の野鳥』の「シメ」のイラスト。

先日、記録した長い刺の目立つ低木の樹皮の様子。まだ未同定。(追記)ニセアカシア(Locust tree, Robinia pseudoacacia)の若木だと分かった。ニセアカシアの別名は、幹や枝に棘のあるエンジュという意味のハリエンジュ(針槐)であることを忘れていた。

散歩復路、車道はアイスバーン