『ウェブ進化論』を読む1:「革命」であることの真の意味

受講生の皆さん、こんにちは。

本日の授業では、

1)大学生のうちに身につけるべき心構えについて説教しました。
2)標準的な情報倫理の知識を問う「練習問題3」をやってもらいました。コンピュータとネットワークの基礎的な知識と著作権法をはじめとする法律の基礎知識を問う問題が2割、残りの8割は「常識的に」判断できる問題であることが、かなり分かってきたことと思います。著作権法に関しては「三上研究所」の方に「著作権法入門」という優れたサイトへのリンクがはってありますから、一度覗いて勉強しておいてください。
3)『ウェブ進化論』を読む1:「革命」であることの真の意味」を詳しく解説しました。インターネットの普及、チープ革命オープンソースの三大潮流が相乗効果を起こしてネットが急展開していること、そしてネットは技術革命が必ず辿る最終段階である「大規模構築段階」に入っていて、ITインフラの整備にばかり眼を奪われがちな日本国内事情を尻目に、米国では「世界戦略」を背景としてもつような「情報」そのものの扱いに関する革命的な変化がすでに起こっていることを確認しました。次回はいよいよ「情報発電所」といわれるグーグルの秘密に入ります。