ブログを通したコミュニケーションに関して考察するなら、テキスト以外のトラックバックやソーシャル・ブックマークなど言わば無言のコミュニケーションも視野に入れなければダメだと偉そうなことを書いておきながら、
「ブログを通したコミュニケーションの現在と未来」http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20060802/1154502872
実際にソーシャル・ブックマークを活用していなかった自分にあきれはてました。概念を理解していても、その技術をちゃんと活用して経験を積まなければ、大言壮語になってしまうことを深く肝に銘じた次第です。そして昨日から積極的にソーシャル・ブックマーキングし始めました。実際にやってみて、初めて、逆にソーシャル・ブックマーキングされることの有難さ、無言のコミュニケーションの大切さを身にしみて感じました。
一方、私にとっては特記すべきことに、8月17日のエントリー「茂木健一郎著『生きて死ぬ私』を読む」に対して、『横浜逍遥亭』の中山さんが、望外の言及をしてくださった。
「茂木健一郎さんの最強のエッセイ集」http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20060823
私のかなり偏った取り上げ方を非常に丁寧にフォローしてくれながら、中山さんらしいリアルな観点から非常に冴えた文章を書いていらっしゃる。こんな有難い、嬉しいことはない。このようなコミュニケーションが成立すること自体がブログの奇蹟のようにも思えるが、それはテキストマイニングの手法に頼っただけの分析では捉えることのできない「ブログを通したコミュニケーション」の醍醐味であり、本質でもあると思う。