トチノキの落ち葉、プラタナスの落ち葉

札幌、曇り。今朝の藻岩山(Mt. Moiwa)

気温は零下ではないが、体は完全に雪に備える態勢に入っていることに気づく。町内では庭木の冬囲いが日に日に増えている。グリーンやブルーのネットやビニール製の布ですっぽりと包まれた低木、支柱を立てて縄で枝を吊られたちょっと大きめの松の類いが目立つ。昨夜の雨のせいか、落葉は一段と進み、昨日記録したトチノキ(栃の木, Japanese horse chestnut, Aesculus turbinata)は丸裸だった。落ち葉はほとんどすべてきれいに掃除されてしまっていた。それでも、おそらく風で飛ばされたのだろう、トチノキの大きな落ち葉がかなり遠くまで散在していた。

(真ん中の女性が大きな落ち葉を手に持っているのが見えますか。)
突然、前方で「この落ち葉……」という女性の歓声が上がった。大きめのトチノキの落ち葉を空に向かって掲げ、振る女性が見えた。彼女を他の四人の女性が囲んでいる。談笑する声が聞こえる。彼女達五人は絶妙な距離感をキープしながら、藻岩神社の境内に向かった。境内の前を通りかかると、十人を超える女性達と彼女達をリードする二人の男性がスタンディング・ミーティングをしていた。

藻岩中学校裏門そばのプラタナス(Platanus)の葉もかなり落ちた。歩道には大きな落ち葉がまだ掃除されずに残っている。これは撮っておかなくちゃと思って、ビデオ撮影した。