ジョナス・メカスによる365日映画、12月27日、361日目。
Day 28: Jonas Mekas
Thursday, December 27th, 2007
6:11 min.
In search of Andy
Warhol's Factory!
メカスはアンディ・ウォーホルのスタジオ、いわゆる「ファクトリー」があった場所を訪ねる。今はもう存在しないファクトリーとアンディの記憶を確かめるように。
まずマンハッタンの中心街、東47番通りの231にあった建物の四階。そこに最初のファクトリーが1963年から1968年まであった。今は駐車場のある一角になっている。メカスは駐車場係や通行人に尋ねてみるが、皆アンディ・ウォーホルの名は知っているが、そこにファクトリーがあったことは知らない。犬を連れた若者がメカスに「あんたはアンディのファンかい?」と逆に質問する場面がおかしい。メカスは咄嗟に「友達だったんだ」と答える。メカスは大きく様変わりしたその一帯の景観のあちらこちらにカメラを向け、過去の痕跡を探すような、時間の経過を咀嚼するような動きを見せる。
「UNION SQUARE」と字幕が入る。
1968年にファクトリーはユニオン・スクウェア西33番地の建物の六階に引っ越した。
「ここが第二のファクトリー。ここでアンディはソラナス(Valerie Solanas)に狙撃された。」
「そして三番目のファクトリーはあそこの二階にあった。」
「ファーマーズ・マーケット(Farmer's market)のすぐ向かい側。」アンディがマーケットで買い物をしている古い映像が8秒間挿入される。「アンディがブドウとリンゴを買っているところを撮影したんだ」