ニセアカシアの花

札幌、快晴。大気も澄んで爽やか。藻岩山がすっきりはっきり見えた(→ Mt. Moiwa, June 12th, 2008)。

道端のハナダイコン(別名ムラサキハナナ)で小型のカメムシが性のモードに入っていた。

原生林のオニグルミと街路樹のナナカマドが通りの上に張り出して、トンネルが出来つつある。いい感じだ。


原生林の通称ニセアカシア、ハリエンジュ(針槐, Locust tree, Robinia pseudoacacia)が花盛り。しばし見とれた。ちなみに、

明治期に日本に輸入された当初は、このニセアカシアをアカシアと呼んでいた。後に本来のアカシア(ネムノキ科アカシア属)の仲間が日本に輸入されるようになり区別するためにニセアカシアと呼ぶようになったが、今でも混同されることが多い。たとえば、札幌のアカシア並木も、アカシア蜂蜜として売られているものも、西田佐知子のヒット曲『アカシアの雨がやむとき』、石原裕次郎のヒット曲『赤いハンカチ』や北原白秋の『この道』に歌われる"アカシアの白い花"や、2000年代に入ってからは松任谷由実の『acacia (アケイシャ)』やレミオロメンの『アカシア』もすべてニセアカシアを歌った曲である。
ニセアカシアとアカシア - Wikipedia