イボタノキ、ミツモトソウ、トマト、ミズナ

札幌、曇り。蒸す。昨日にくらべて気温は少し下がる。

町内にはイボタノキ(水蝋樹・疣取木, Ligustrum obtusifolium)の生け垣が多い。白い蕾が目立つようになってきた。開花し始めたものもある。鼻を近づけると臭い*1

ムシトリナデシコ(虫取撫子, Garden catchfly, Silene armeria)がまだ咲いていた。

道端に黄色い極小の花が。ミツモトソウ(水元草, Potentilla cryptotaeniae)だった。

通りに面した小さな畑に黄色い花が。トマト(赤茄子, tomato, Solanum lycopersicum)だった。

その傍にも黄色い花が。ミズナ(水菜, Brassica rapa var. nipposinica)だった。

ハナズオウ(花蘇芳, Cercis chinensis)の葉を確認した。

原生林では「主」的存在感を放つケヤキ(欅, Zelkova tree, Zelkova serrata)の大木を斜めに見上げる。写真では確認できないが、放射状に広がる独特の優雅な樹形である。真下に佇んでみたい。「ケヤキ」という変わった名は、木目が他の木に比べて一際美しいことに由来するらしい。いつ頃のことか不明だが、最初は「異(け)やけき木」と呼ばれ(「けやけし」は他のものより目立っているという意味)、その後「けやけきき」→「けやけき」→「けやき」と変化したという*2

*1:id:mmpoloさんはイボタノキにまつわる強烈な嗅覚体験の記憶をお持ちだ。http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20070705#c1183644980

*2:http://www.hana300.com/keyaki.html