ゴジュウカラ

曇。寒い。今年の寒の入り(小寒)は1月5日だった。大寒は1月20日


裏山から樹をつつく小さな音が聞こえた。アカゲラならもっと大きな音をたてる。小さな影があちらこちらで素早く移動するのが見えた。目を凝らすと、青灰色の背中と眼を通る黒い線(「過眼線」というらしい)が印象的なゴジュウカラ(五十雀, Eurasian nuthatch/Wood nuthatch, Sitta europaea)だった。雀よりも一回り小さい。樹の幹を逆さに降りたり、横枝の下側を伝ったり、軽業師のような身軽で素早い動きに、カメラの目がなかなか追いつかなかった。